
山岳スタイルファッションショー
日本の屋根といわれる「北アルプス」に抱かれた山岳都市「信州・松本」。市内は、標高600mほどで、街並みの向こう側には、東に美ヶ原、西に北アルプスの常念岳や乗鞍岳などの峰々を望みます。
アルプスの玄関口として長い歴史をもつ松本は、日本を代表する山岳都市「岳都」として発展を遂げてきました。そんな「岳都・松本」から楽しく安全な登山を発信するイベント「岳都・松本山岳フォーラム」が開催されました。
山岳フォーラム第1部のテーマは「山岳ファッション」。
雑誌「山と渓谷」元編集長の萩原氏とエッセイイストの「華恵」さんによる「女性ファッションに見る登山史100年」と題したトークセッションが行われました。スライドを見ながら、女性の登山史を振り返ります。たとえば、最近話題の「山スカート」。実は、すごく前からあったファッション。昭和初期までは、女性はスカート姿で山へ出かけていました。その頃にくらべて、今の山スカートは、素材も機能性もアップ!女性らしくカラフルでファッショナブルなスタイルは、それだけで、山に行くのが楽しみになりそう。

田部井淳子さんが実際に使用した登山用品
近年注目されてきたおしゃれな登山者。機能性に優れていて、かつ、デザイン性もあるウエアが多くのブランドから販売されており、自分なりの個性を出した、山ファッションが大注目されているんです。
そんな最新登山ファッションのファッションショーでは、カラフルなウエアに身を包んだモデルさんがステージに華を添えました。
普段のファッションにも取り入れられそうな、かわいい、そしてかっこいいスタイル。アウトドアの選択肢も広がりました。
会場には、かつての登山ウェア、登山用品の展示もありました。田部井淳子さんがエベレスト登頂時に着用していた、ウエア、靴の展示もありました。
これら、明治から昭和にかけての登山用具は、「松本市山と自然の博物館」で常設展示中です。
第2部は、「山の日」制定シンポジウム。松本市観光大使でもある、登山家 田部井淳子さんの講演と山岳について考えるパネルディスカッション。登場したのは、田部井淳子さん、信州大学山岳科学総合研究所長の「鈴木 啓助さん」、「山の日」制定協議会代表幹事「成川 隆顕さん」、北アルプス山小屋友交会会長「山口 孝さん」、漫画家・エッセイイストの「鈴木 ともこさん」、そして松本市副市長の「坪田 明男さん」。
山好きが高じて、松本に移住した漫画家の鈴木ともこさんからは、山を通して人と人がつながるそんな山の魅力についてのお話がありました。国民の祝日として「山の日」制定を目指している、「山の日」制定協議会代表幹事、成川 隆顕さんは、松本は、山を考えるのに一番いい街と、山岳都市としても松本の重要性を語りました。
岳都・松本から、山の魅力、信州の魅力を様々な世代へ向けて発信したイベントでした。
>>詳しくはこちら 岳都・松本 山岳フォーラム